創業から成長期、そして成熟期に至るまで、企業の直面する課題は異なります。こうした企業のライフステージに応じた支援を行っています。
創業期 - 事業ドメイン設定、対象顧客の明確化、認知度向上
創業したばかりの企業は、自社の事業領域(ドメイン)が定まっていないことが多いです。この事業ドメインとは、「誰に何を売るか」ということです。特に自社の商品・サービスにとって最適な顧客像を早急に見つける必要があります。
この期の企業に対しては、商品・サービスの特徴だけでなく、経営者の想いやこだわりまで深く掘り下げ、自社の顧客像の明確化とその顧客へのアクセス方法の検討を行います。
これに加えて、各種Web媒体を活用した認知度向上のための支援を行います。
成長期 - 組織活性化、リーダー人材育成
企業は成長を重ねて一定の規模に達すると、それ以上生産能力が伸びにくくなり、品質等の問題が多くなります。
この段階に達したら、経営者のリーダーシップに頼る体制から、従業員の自発的な行動による組織的な経営に移行する必要があります。
この期の企業に対しては、従業員ワークショップ等による組織活性化、モチベーション管理、リーダー人材の育成、生産性向上、作業標準作成等の支援を行います。
成熟期 - 採算性分析、事業のリストラクチャリング(再構築)
取り扱い商品・サービスの需要の低迷等により、従来通りの売上増が見込まれなくなった場合は、コスト管理をさらに徹底する必要があります。
社歴の長い企業は、取り扱い商品・サービスや事業も多く、どの事業が会社に利益をもたらしているか不明確な場合が多いです。
この期の企業には、事業ごとの採算性分析を行い、コスト管理を徹底するなどして収益性の向上を目指します。